あんなに小さいカニ目線で見たら、カワセミややまなしはどれほど大きいのか気になっている子どもたちが、物語に出てくる川の深さを知り、人間がカニの大きさだとしたらどのくらい高いのかを置き換えて考えてみることを通して、カニから見たら川の天井がこんなに高いんだということを感じ、作者の表現の世界をより読み深めることができる。