タブレット端末やテレビ会議システム、ロボット、ドローン、AR・VRなど、私たちの身のまわりには様々なICT機器があり、私たちの便利で豊かな生活を支えてくれています。
森下研究室では、これらの最先端技術を用いて学校教育における様々な問題や課題を解決することを目指しています。“教育工学”というジャンルからよりよい教育を実現するための新たな指導方法や学習方法を研究・開発して「学び続ける教師」を育成するとともに、ICT機器を活用した子ども達の「主体的・対話的で深い学び」づくりに一緒に取り組みましょう。
教育工学とは、教育上の課題を解決するために、行動科学や情報科学、システム工学、電子工学などの様々な分野の学問のあらゆる方法を使って研究・開発を行う学問です。
ICTとは、“Information and Communication Technology”(情報通信技術)の略称です。学習の基盤となる資質・能力とされる「情報活用能力」を高めるには、学校教育におけるICT活用は欠かせません。タブレット端末やパソコン、プロジェクターなどのデジタル機器と、テレビ会議システムや表計算ソフトなどのビジネスツールを使い、子ども達がお互いの考えや意見を交換し合ったり、遠くいる専門家や異なる集団と交流したりすることによって、新たな社会を生きるための資質・能力を身につけていくようにします。
授業やゼミで学んだことを教育実習で実践的に体験して確かなICT活用指導力を身につけます
Case 01
ICT活用教育やオンライン授業などの実践に不可欠となる機器などの周辺整備に支援・助言します
Case 02
1人1台端末による「新たな学び」を実現するための校内研修や各種講演、講師依頼もお引き受けします
Case 03
森下 孟 博士(学術)
国立大学法人信州大学学術研究院 准教授(教育学系)
附属次世代型学び研究開発センター・副センター長
特定非営利活動法人信州イノベーション・ネットワーク協議会・理事長
教員養成課程でのICT活用指導力の育成や、学校現場での効率的・効果的な遠隔教育・オンライン授業(校内ネットワーク、インフラ整備を含む)の研究に従事